右!?いや、正面か!

日々を諦めないために奮闘する新社会人の歩みである

ハマりがちなvCSAの注意点

最近vCSAを検証環境をDeployする機会があったのですが、いくつか確認すべきポイントがあったので備忘録も兼ねて記載。

 

注意点

 

展開されるvCSAのサイズ

 極小規模環境 2コア 10 GB (最大でホスト 10 台または仮想マシン 100 台)

 小規模環境 4コア 16 GB (最大でホスト 100 台または仮想マシン 1,000 台)

 …

等決まってます。展開するHostの空き容量がないとError出たり他のマシンの動作が緩慢になったり。いやぁ、MEMの容量見てなかったなぁ。

 

名前解決が必須

vCSAのガイドUIを起動させる端末から展開先のHost、(展開する予定の)vCenterが名前解決できること。

基本正引きできればいい…はずですが、そもそもBest Practiceが正逆両方引けることなので、DNSに一緒に登録するのがラク

 

時刻同期

これ盲点になりがち。Hostと展開するvCetnerの時刻が大幅にずれていると、初期Deploy(=1st Stage)は上手くいっても、次のサービス起動フェーズ(=2nd Stage)でFAILします。

具体的にはいろんなサービスが上がってきません。

vCSAのコンソールに入ってAlt+F3で"Service-control --status"見ると、いろんなサービスが起動しようとして失敗している動きが見えます。

いくら1stが終わった直後の状態でスナップショット取ってても無駄です。1stの時刻情報がなんか残ってるっぽいんですよね。。。←経験者

 

6.5→6.7の注意点

これは微妙な制限ですが、現在6.5U2→6.7へのアップデートパスは現時点では存在しません(2018/08/28現在)

 

以上がざっくり注意点でしょうかねぇ。

そんなこんなが書いてある資料がvmwareの公式サイトにございますので、構築前にしっかり読みましょう。

 

vCenter Server のインストールとセットアップ

http://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/6.7/vsphere-vcenter-server-67-installation-guide.pdf