ヴィクトワールピサ、エイシンフラッシュ、ローズキングダム、ルーラーシップ、ダノンシャンティー…
一時は華の4歳馬と呼ばれ、一つ上のブエナビスタ、一つ下のオルフェーブルとともにG1戦線を盛り上げていった。
しかし、どの馬も年には勝てず引退し、種牡馬として第二の馬生を送っている。
もう世代交代はすんでしまったのか、もうディープ産駒の運動会へと成り下がってしまったのかと誰もが頭を抱えていたその時、未完の大器が久々の登場を果たす。
…ん?
ペルーサだ!!!!
前走、白富士Sで12着と惨敗していたものの、得意の東京、適正と思われる1800mでリベンジを果たす。
そうか、白富士Sはあくまで調整だったんだ。馬体増減±0だったのはこれを見越していたんだ!とどんどん力が入ってくる。
順当に考えれば新潟大賞典2着のマジェスティバイオ(道悪×)や2000前後で結果を残しているマイネルラクリマ、一瞬の上がり足なら牡馬に負けないゴールデンナンバー(斤量54.0)などが候補になるであろう。
しかし、しかしだ。
あのブエナビスタを追い詰めた馬、歴代最高の青葉賞馬、ゼンノロブロイ最高傑作の名高いこのペルーサがこのへんのG3専用馬に負ける絵が見えない!
そのような気配を感じたのか、オッズも4ヶ月ぶりの出走になるにもかかわらず16.8(6/10時点)となかなかのところ。
ペルーサから総流しにして、みんなハッピーになろうぜ!
この末脚がまた見られる…のか?
府中に行きたかった…。
奇しくもこの日はW杯アルゼンチン代表の試合の日…サイン?